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外野は来季も戦国 稲嶺右翼練習
西日本スポーツに記事掲載
第2次・外野戦争ボッ発―。ホークス外野陣が「配置転換」で活力を注入された。俊足、巧打の稲嶺誉内野手(26)の外野起用を軸に、内外野を兼ねる小斉祐輔外野手(23)の外野専念プランも浮上。ベテラン勢を一斉に戦力外とし、世代交代を促した今オフ。外野が「新たな血」の導入で、高レベルな競争状態に入る。
新たなる戦争の幕開けだ。午前中の全体練習で行われたシートノック。左翼の井手、小斉中堅の大村、城所、右翼の柴原。ここまではおなじみの顔触れだが、初日のケース打撃の守備と同様、左翼に小斉、右翼には稲嶺という新顔が加わった。
新機軸は内野手・稲嶺の右翼起用。4月7日のオリックス戦で外野守備要員がいなくなり、1度だけ実践した緊急シフトだが、今秋、併用が本格化。ノックバットを握った森脇内野守備走塁コーチは「あらゆる可能性を考えてやることが必要。今年1年見て思っていた。打撃はしぶといし、いい脚力を持っている」と外野参戦で俊足、巧打を生かす狙いを明かした。
二塁を中心に、内野ならどこでもこなす万能戦士。西武とのプレーオフ第1ステージ第2戦でも西口から代打で同点打を放つなど価値ある働きを見せたが、二塁、三塁レギュラー不在の中で決め手を欠き、出場は昨季から15試合減の26試合止まり。本人も「どっちもやれるようにということでしょう。外野は送球の距離が長く感覚的に難しいけど、外野で足が使えれば(内外野)両方に生きる」と定位置奪取へ貪欲(どんよく)だ。
一方、小斉は外野専念の方向だ。一塁、左翼をこなすが、出場11試合のうち先発で守備に就いたのは左翼での2試合だけ。DH1試合のほかは代打で、2軍でも定位置は一塁というのが実情だ。松中やズレータが入る一塁、DHが空く可能性は低い。既に秋山総合コーチは今季の2軍公式戦終盤、フェニックス・リーグ期間中に外野テストに着手。小斉は「チャンスがある限りどこでも守ります」と意気込む。
宮地、井出ら実績あるベテランに、カブレラも戦力外となり世代交代を促進する今オフ。王監督は「来季は(若手の積極起用も)2年目になる。今季の経験を踏まえ、感じるものもあるだろう」と城所、井手らに最後通告を突きつけている。中堅挑戦中で現在はウインターリーグ派遣中の江川、故障中の辻、荒金を含め、来春も外野戦国時代は続く。
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